株の学校(CD-ROM付)

基本的な短期の株取引方法がわかりやすくまとめられている。著者が「株の学校ドットコム」の関係者で、かつ薄い本なので、手に取ったときは、学校の宣伝メインなのかと思ったが、そうではなかった。実践的な内容も含まれた濃い内容である。DVDもついて1600円(税抜)は宣伝が含まれているとは言え、お買い得だと思う。
多くの投資の本は、著者の経験、考え方の説明が多くを占め、具体的な手法は少ない。しかし、この本は、具体的な手法と考え方が見開き2ページでまとめられておりわかりやすい。各項目が体系的にまとめられているのも良い。
欠点は取引手法がチャートを用いた新高値、新安値でエントリーする手法のみであること。
株初心者には良い本だと思う。

・銘柄選び->エントリー(買い、空売り)->決済(利益確定・ロスカット)をシンプルに繰り返す。

・銘柄選び
東証1部で1日の売買代金が最低でも10億円以上。流動性が大きいと集団心理が働きやすい。人は集団になると単純な行動をとりやすい。
ボラティリティーが大きいもの。過去1ヶ月で15%以上、上下している銘柄。
株価が上値抵抗線、下値抵抗線付近にあるもの
日経平均週足チャート1年半から2年間で現在のトレンドを判断。上がる、下がる、横ばいか。
個別銘柄8,10ヶ月日足チャートでトレンド判断。上がる、下がる、横ばいか。日経平均のトレンドと同じであること。とにかく、トレンドに従う。
年初来高値、安値、レンジ相場の上限、下限の節目でエントリーする。
上場来高値、安値は注目。
資金管理方法:損切で想定される損失が、全体金額の2%を超えないようにポジションをとる。
 例)100万円☓2%=2万円
   500円ー490円=10円
   2万円÷10円=2000株
条件に合う銘柄で株数が決まったら、狙った節目で逆指値注文する。

・エントリー
注目する節目でトレンド通りのチャートになってからエントリーする。慌てない。必ずトレンドに従う。トレンド通りにならなければ他の銘柄を探す。
三角持ち合いで買い
下落相場の三角持ち合いは売り
ダブルトップで売り
ダブルボトムで買い

・ロスカットは資金に対して2%以内。逆指値注文で機械的に行う。

・利益確定
なるべく買値プラス10%
我慢してプラス10%まで売らない。自分のルールを絶対守る。
ルールはプラス10%にこだわらず、トレーリングストップや、前日安値を割ったら売りなど、自分が守れるルールを決めること。

・売買記録をつける。

・メンタルコントロール
過去の暴落チャートを見る。バブル崩壊、ライブドアショック、リーマンショック。