早く正しく決める技術

基本的な考え方は前半に出てくる。意思決定と提案を通すことを分け、意思決定は数字、ファクト、ロジックで行う、ということ。出口さんの本は、シンプルでわかりやすい。しかし、シンプルな分、実行計画や実現性の考慮は出てこなかった。

・意思決定と提案を通すことは別である。まずは意思決定をする。
・数字、ファクト、ロジックで意思決定する。
 例
 数字:昨年より市内の子供の数が増えている
    (一次情報にあたること)
 ファクト:近所に大規模なファミリー向けのマンションが建った
      (数字やデータから導き出せる客観的事実)
 ロジック:子供向けメニューを増やそう
      (より多くの影響因子でロジックを組み立ててる=多面的に見る)
・意思決定するまでの時間を区切る。簡単なことなら1週間。難しい案件は2週間。
・トライアンドエラーで小さく産んで大きく育てる
・直感は正しい。直感は無意識レベルでの脳内検索。
・人生を無駄に過ごす3つ。愚痴を言う。人を羨(うらや)む。人に褒めて欲しいと思う。
・人に褒めて欲しい→自分の人生を人に委ねている
・人の話を聞くとは、その人が結論を導き出した、思考プロセス、思考パターンを知ること。
・旅、本、人に勝るインプットはない。
・一生の内、仕事をしているのは3割の時間に過ぎない。