蓄電池社会が2020年前半に到来し電気代が大幅に低下する(日経エレクトロニクス2018.07)

日経エレクトロニクスの2018年7月号の特集「到来!蓄電池社会」は勉強になった。テスラがなぜ蓄電池に投資しているのかようやくわかった。電力系統や家庭に蓄電池が大量導入されれば調整用の火力発電不要、ロスが多い遠距離送電も不要になり、電気が安くなるという。東日本大震災以来、電気は高いものというイメージが強かったが、今後は将来電気が安くなると考えを変えないといけない。電力が格安で使えて初めて成り立つ新ビジネスを考えないといけない。仮想通貨のマイニングや、電動自動化(工場、電気自動車、ロボット、AI、空飛ぶ車)に注目する必要がある。また既存の電気を大量に使う産業も注目かも。

電炉メーカー↑ → 黒鉛電極メーカー↑
アルミ精錬↑ → アルミ低価格化↑ → CFRP,鉄需要減↓
電気自動車↑ → 燃料電池車↓ → 水素需要減↓ + 石油需要減↓
大型計算機↑ → シミュレーション増加↑ → ソフトウェア開発↑

大型蓄電池
テスラ
NEC
Fluence(シーメンスとAES合弁)

定置型蓄電池
エリーパワー(大和ハウス)
ニチコン
シャープ