時給思考

 1時間あたりの価値を10倍にして、経済的、時間的、精神的自由を得よう、というのがこの本の訴えです。時給で考えることで、目標を明確にしたり、やらないことを明確にすることができます。さらに、時給を上げるための方法が書かれています。他のビジネス書でも書かれている内容ではありますが、「時給」という考えでまとめられているのが特徴です。
 年功序列で給与が未だ決まるサラリーマンは、目指す時給を決め、現状の月給から月の労働時間を算出し、その時間内に仕事を終わらせる工夫が必要だと思いました。そして、空いた時間をより時給の高い投資や副業にあてるのが賢明だと思いました。自分の労働時間管理、仕事の絞り込みに、単純ですが「時給」が指標になることを気付かされました。

以下、メモ。

・タイムイズライフ。

・働けば働くほど時給は下がる。

・月収30万、週40時間、月160時間勤務で、30÷160=1875円/h

・1ヶ月20日間、1日8時間働いた場合
 年収1000万円→5千円/h
 年収3000万円→1.5万円/h
 年収1億円→5万円/h

・有言実行でなく無言実行。有言実行だと見えないところで足を引っ張る人が現れるから。

・一般の人が買う高額なもの家、車、教育、保険に関わる仕事の時給が高い。

・物販で実績を出して名前でノウハウを売る。

・ホリエモンの失敗しない起業法「在庫を持たない、初期投資をかけない、利益率が高いビジネスをする、安定するビジネスをする。」

・TODOリストは3つに厳選する。それ以上は