病気やケガで働けなくなったときに

医療保険など検討するため一読。冒頭にある「タイムラインからみた利用できる制度」は、全体観をつかむことができる上、状況に応じてどのページを見ればよいかわかり、大変便利です。それぞれの項目は図表も交え、詳しく書かれています。また、申請時の注意点、損をしない申請方法、他の制度との関係も書かれており、大変参考になりました。

以下、メモ。

・入院したときの食事代自己負担額は460円/一食(70歳以下、毎年値上げされている)。医療費控除の対象。高額療養費の対象外。

・給与がない休職中でも社会保険料は支払う必要がある。前年30万円/月の報酬の人は約4.5万円/月。

・病気ケガで休職した際、1年6ヶ月間、傷病手当金が支払われる。退職後に受給する場合は、退職日は欠勤し、かつ退職直前が「3日連続+1日以上」休んだ状態でないといけない。

・医療費控除は1年間に10万円を超えた金額がその年の所得から差し引かれる。20万円なら20万-10万=10万円控除。課税所得が500万円なら10万円☓20%で2万円が払い戻し。課税所得2000万円なら10万円☓4%。
※一方、保険会社などから支払われた保険金など、医療費の補てん費は差し引く必要がある。

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病気やケガで働けなくなったときに知っておきたい制度とお金