女子高生アイドルはなぜ東大生に知力で勝てたのか?

この本はNHK教育のTV番組「すイエんサー」が元となっている。
高校生(すイエんサーガール)と大学生が工作などで飛行距離などを争う。
そして、高校生の方が勝つ場面ば多々あり、それがなぜかを考察している。
答えが無い課題に対して、トライ&エラーで継続的に改善してく。本書では「グルグル思考」と呼んでいる。
自分は以下のように理解した。
大まかなルールしかない中で、ゴールを目指す場合、
自分でロジックを組んで、仮説と検証を繰り返していくしかない。
大学生はいろいろなロジックを知っているけど、それを実課題にどうあてはめるか、
いろいろあるロジックの中でどれがベストか考える過程を加味すると、
試行錯誤の過程が重要となり、法則やロジックを知らない高校生と差がなくなる。場合によってはコミュニケーション能力の高く、試行回数の多い女子高生の方が有利になる。

読書メモ。

大学生はみな賢いと思われている
博士は賢くて何でもできると思われがち。
電化製品も直せると、思われる。
学問は細分化し分野が違えば、素人に近い。というか素人以下の分野もある。