筆者の昆虫採集旅行記。カラーなので多様で美しい昆虫の姿が楽しめた。ツノゼミはやはりずば抜けて奇想天外な形をしている。伊勢海老ぐらいあるタイタンオオウスバカミキリを筆者が手に持っている写真はインパクト大。
昆虫の多様性を改めて認識。寿命が短く、大量の子供(卵)を産むから、わずかな環境の違いに適応し、多様な種類が生まれる。
新種も生まれるけど、絶滅も頻繁に起きているはず。
絶滅してもそこを埋める新種がすぐ現れる。細菌もそう。
寿命が延びている人間と対照的で面白い。
旅行記を読むと研究生活はとても楽しそう。
論文執筆や授業など実際は大変なことの方が多いのだと思うけど、仕事の一部に至極の時があるのは絶対に良い。
老後はファーブルのような生活も良いかもしれない。