【書評】定年後の遊び方

人間は何に面白さを感じるかという心理学の視点から定年後の遊び方を提案してくれている本。

・老化による記憶などの劣化は補助装置を使えばかなり補える。記憶はメモを細目にとればよい。マスコミに変に煽られないこと。

・問題解決にはあたため期が必要。定年後は時間はある。休み休み問題解決に取り組むとよい。

・お金をもらうと面白くなくなる。強制感がでるから。自己決定感が重要。定年後は自己決定ざんまい。

・驚きは楽しい。驚きがある遊び、釣りとか。急なプレゼントで驚かすとか。定年後は社会的責任は小さくなる。これまでできなかった思い切ったことができる。

・曖昧は面白い。賭け事とか。

・変化は面白い。旅行とか。株価とか。

・ズレは面白い。勝手に目標を立てる。

・ネット+AIは収束的好奇心を満たす。しかし、拡散的好奇心、好奇心を拡げる機能はない。確証バイアスがかかりやすく、自分の都合の良い情報ばかり集め、合理的、論理的な判断ができなくなる。興味、関心とは異なる情報を与えてくれるものにアクセスする機会を持てばよい。