【書評】自分の頭で考える読書 変化の時代に、道が拓かれる「本の読み方」

読書法の本。テクニック的な話よりも読書をどう活かすかという考え方を教えてくれる。簡単に言うと、本から得られた知識を組み合わせて、自分の問題へ具体的に落とし込む、という流れ。本の知識を抽象化して、自分事に具体化する、ということを繰り返す。

・何かを教えてるときは、一番教育効果の大きい「全体像を考える」という行為を、教える側は奪ってはならない。

・部品を示しつつ、全体像を余白として残すことで、読者の俗人的な事情を乗り越えられるのではないか。

・まずはアウトプットの場を定義する。そして逃げ場の無いような場に仕立てる。