日本には日本の戦い方がある

海外での韓国エンタメの人気を取り上げるニュースを読んで思った。

韓国やアメリカ、ヨーロッパのうまくっている面だけを見て右往左往しすぎ。

韓国は国内市場が小さいから早い段階で海外市場に対応しているだけ。エンタメは生ものだから早い段階で海外市場に対応することが功を奏している面はあると思うが。

日本にいようと海外いようとも、 各個人、各企業が目の前の課題に取り組む。課題解決できたら、国内へ展開、次に海外でも売る。それだけだと思う。

戦後、モノが無かったから自動車、電機会社が育ち、それら企業が必要とする化学品、半導体を作る企業が育っていった。そして海外へ展開していった。

いま日本に必要なのはサービス産業かな。高齢者向けサービス、観光産業、製造業のデジタル化によるサービス産業化とか。目の前のニーズを無視してモノづくりにこだわった結果が「失われた30年」という見方もできると思う。

というか「失われた30年」という表現はカッコ悪い。過去の栄光にしがみついている感じがして。

個人、企業の得意分野が日本国内のニーズに合致していなければ、日本にこだわる必要もない。よりよい環境へ移ればよいと思う。

エンタメならyoutubeに移ればいいし、海外を拠点にしてもいいし。半導体なら海外企業に就職、転職した方がいいだろうし。