著者がソニー社内で見聞きしは話、体験談が書かれている本。多肢にわたり盛沢山です。自分にひっかかるものが1つは出てくると思います。
技術者として、本田さんと私(井深氏)とのあいだに共通していたのは、ふたりとも、厳密にいえば技術の専門家ではなく、ある意味で素人だったといくこと。技術があるからそれを生かして何とかしようとはまずしませんでした。最初にあるのは、こういうものをこしらえたい、という目的、目標なのです。