読書メモ 損して覚える株式投資

まず第一に株で儲けようとすれば、「初志を貫くこと」、
そして第二に「忍耐には忍耐を重ねて途中で投げ出さないこと」ということでした。
とりわけ自分の思い通りにならないときこそ、雑音にみみを傾けず、忍の一字で困難を耐えていくことです。

成長株買い

何が成長株なのか
世の中がどんな方向に向かうのか
社会が必要としているのは何か

成長株の選択が重要

株価に対する新しい理論、成長株理論も常識になってしまえば、株価は動かなくなる。

p.126
経済の変化を一番敏感に反映するのも株なら、思いもよらず利益をもたらしてくれるのも株です。それだけお金の流れに鈍感な人には不向きな財産と言っていいでしょう。

p.149
もちろん、時代が必要とする製品であることと、他社よりすぐれた技術を持っていて、それをうまく生かせることが最低必要ですが、そうした再建の天才が手がけるようになった安値の株に提灯をつける方が買占め屋が狙う株に提灯をつけるよりずっと気楽でかつ確率が高いと言ってよいと思います。

株で生計を立てるのは無理。プロはいない。
一時期大きく儲けても、長続きしない。
途中で歯車がかみ合わなくなって巨額の損失を被るひとがほとんど。

低成長になると、株でお金を儲けるチャンスはうんと少なくなります。チャンスがあるのは産業界に大きな変化が起こるときだけです。ただし儲かるチャンスは損するチャンスと常に背中合わせです。