日常にひそむ うつくしい数学

こんなとこにも数学モデルが当てはめられるのかと驚く。特に生物の分野で。難しい数学は全く出てこない。雑学本である。いろいろな現象が数学モデルで説明できることを文章で説明してくれている。

・鳥の動きを表すボイドモデル。3つのルールからなる。
近づき過ぎたら離れる
隣を飛んでいる鳥の速度と方向にあわせる
仲間が多くいる方向へ近づく

・素数ゼミは、他の周期ゼミ達が同じタイミングの発生で交雑が起こり絶滅していく中で、生き残った。

・初期値に依存した複雑な模様。フラクタル図形。貝は、砂地に隠れるのに役立つ。砂地に規則性が少ないから。加えて、捕食動物に、同じ種類だと認識されずらくすることもできる。