「5G革命」の真実 –5G通信と米中デジタル冷戦のすべて

5Gは諜報インフラであり、米中は諜報戦を戦っているという著者の主張。たいてい、物事にはいろいろな人の思惑があり、著者の主張している面もあるのだと思う。物事は多面的に見ないといけない。その点である1面に気づかせてくれる本として有用である。一方で、他の面もあることを認識しておくことが重要である。

・Googleが検索結果を「望むままに変更できる」パワーを持っているということは、世界の情報操作が可能な立場にあるということ。

・5Gはデータアップロード速度が速い。10GB/sec。5G経由なら音声、画像データ、スマフォ内のデータが容易に吸い上げられる。

・5G普及後も低遅延、高速処理を続けないと自動運転は実現しない。半導体は、高速処理設計技術、専用プロセッサーへの投資が続くだろう。

・日本は、ローカル5GとFA、ロボット技術を組み合わせ、ファクトリーオートメーションを目指すべき。そして完全自動化工場を輸出する。

・5G通信を利用したIOTシステムは、エッジコンピューターが伸びる。低遅延、セキュリティーの面で、センサーとクラウドを直接接続するより、エッジコンピューターを間に入れた方が現実的。