大前研一 日本の論点

大前さん(大前さんを看板にしたバックチーム?)の主張集。「ブラックマンデーは何度でも起こる。乖離する金融経済と実体経済」というのが参考になった。先進国の高齢化やスマホ普及によるシェアリングエコノミーが需要を減らし、デジタル技術がノウハウ無しの大量生産を可能にし新興国による供給過剰を産み出している。結果、お金だ余り、投資先が無いから不動産、株へお金が流れる。実体経済に基づく庶民の購買力を超えると、不動産の下落が起こり、個人資産で大きな割合を占める不動産が下落すると、投資が手控えられ株も下がる。という流れ。
株価下落に備える必要があるし、米国の不動産価格は注意する必要がある。