管理職1年目の教科書

・目的が決断の基準。そもそも目的が何だったか問いなおす。

・早く決断して、早く見極め、早くやり直す。

・会議は、ゴール宣言で始まり、行動宣言で終わる。

・誰が、いつまでに、何を、どのようにやるのか。

・仮説・検証のループで早くゴールにたどり着く。

・会議出席は、時間対効果で判断する。

・スキマ時間活用は、生産性向上につながらない。生産性向上には、集中したまとまった時間が必要。

・出張報告書は、出張前に書いて、要点を空欄にして、目的を明確化しておく。

・成功体験から正しく学ぶための4ステップ
 経緯を書き出す。
 成功要因を洗い出す。
 行動と紐づける。例:それほど親しくなかったAさんだが、思い切って相談に行った(という行動)。
 言葉でまとめる。成功を再現するために、自分にとって大切だと思う「行動」は何かを一般化する。例:ピンチのときには、面識が無くても一番頼りになる人に思い切って相談すること。

・失敗体験から正しく学ぶための4ステップ
 経緯を書き出す。主要な出来事を時系列で。
 成功要因を洗い出す。箇条書きで。
 行動と紐づける。外部要因でも自分に原因があったとしたら、と考える。例:ユーザーの関心の移り変わりに注意を払わなかった(という行動)。
 「もう一度やるとしたら」を言葉でまとめる。例:ユーザーの関心の推移を把握するために、定期的な市場調査を行うこと。

・上位人材の頂点アップで成果を伸ばす

・コーチの仕事は、トップ選手をさらに伸ばすこと。見本が無いから。トップ以下はトップに付いていけば伸びる。それは選手自身の仕事である。

・リーダーシップは、すべての人が発揮できる。なぜなら、リーダーシップとは、「自ら声を上げ、それに対して周りが喜んで動くような影響力」のことだから。

・リーダーシップの総量がチームの力を決める。日本の会社は会議でもみな黙っているからリーダーシップが発揮されず、リーダーシップの総量が少ない。