ローマ人の物語 (18) 悪名高き皇帝たち(2) (新潮文庫)

不人気だがローマ帝国の繁栄を盤石にした2代皇帝ティベリウスに対し、当初人気があったが人気取りに終始しローマ帝国を混乱させた3代皇帝カリグラ。選挙に当選しないと権力がにぎれない民主主義の欠陥を示唆している。加えて、組織にとって本当に必要なことは組織内の人には不人気であることも。

この巻では「ユダヤ人」の説明にもページが割かれており興味深く読んだ。
ユダヤ人:神の法にしか従わない人々
ローマ人:人間の法によって律しようと努める人々
何事もこだわると軋轢を生む。他者の考えを許容する忍耐と、中庸の精神が重要だ。