三国志 10

「玄徳、的廬踊らせて檀渓を跳ぶ」 その後に出会った水鏡先生(司馬 徽、しば き)が劉備に足りない人材について言ったことば。

君主というものは家来を一団体として見なければまりますまい。
自分自身に加え何か欠けてないか何か不足していないかをつかまえなければなりません。

たしかに、関羽、張飛、趙雲などは一騎当千の豪の者だ
だが、この激動する世の中に臨機応変に立ち向かえる男達ではない。

私の見たところ、あなたはそういう人物に欠けておられる。

単福
戦は偶然や天祐で勝てるものではなく学問からなる「法」によって勝てることを。