ブレインハック 脳の潜在能力を引き出す45の習慣

脳の癖をうまく利用する具体的な方法が書かれており役立つ本でした。外国のハウツー本にしては読みやすい本でした。訳者の力量か。外国の本のセオリー通り、訳者あとがきで概要をつかむことができるが、具体的な方法は読まないとわかりません。読む価値は十分にあった。

・TODOリストはどんどん溜まって、やれなかったリストになり、ストレスの原因になる。一方、完遂リストは、モチベーションが維持できる。リスト例は、トレーニングすると決めたら毎日走った距離を記録するとか、ビジネス開始のステップ、家族と一緒に過ごした時間、勉強時間、読書時間など。毎日、カレンダーや日記に記録していくと続けることが習慣となり継続できる。

・記憶は決して正確でない。それを逆手に取り、記憶を変えることができる。記憶が変われば情緒、気分がかわる。例えば、大勢の前でスピーチに失敗しスピーチに恐怖を覚えそうなら、以前の少人数の前でスピーチに成功した記憶や失敗後に友達と大笑いした記憶と一緒にイメージするようにすると恐怖を和らげることがきる。
 褒めらたれたら素直に喜ぶこと。それによりポジティブな記憶が長期記憶に保存され、後々の自信になる。

・親切にすると幸福感が生まれる。しかも欲望を満たすよりも持続的な幸福感が得られる。

・経験を積むほど偏見(バイアス)をもつ。自分の経験、アイデアが非常に良いものに感じてしまう。それを回避するために他人に考えやアイデアを聞いてもらい意見をもらうと良い。

・1日に決断する数を減らし、決断疲労を回避する。

・練習は目的を持って行うこと。

・時間の単位が短いほど切迫感がでる。3ヶ月後は90日後に、3日後は72時間後と表現するとよい。更に、30年後に退職するという表現よりあと1万950日の方が切迫感がでる。

・完璧を期待せずとにかく始める。

・頭の回転の速さより熟考する忍耐力

・紙に書くことで強く記憶される。

・手書きの効用。考えながら書くと脳が活性化する。インターネットの誘惑に気を散らさなくてすむ。

・終わったと脳に思わせないこと。区切りの良いところで終わるのではなく、次やることがわかっているところでやめる。すると、それが気になって次すぐに着手できる。

・朝最初の1時間は仕事を集中して考えること。マルチタスクは厳禁。単に気が散っている状態なだけ。集中した1時間後にご褒美としてEメールなどマルチタスクでリフレッシュさせる。

・単純作業が脳を休ませる。

・退屈は自分の思考、夢想に気づけるタイミングであり重要。人間は常に何か考えているが気付いていないだけ。退屈なときにスマフォをするのはアイデアを膨らませるチャンスを逃していることになる。

・半分眠った状態が、心がさまよい、無意識の考えが立ち上がってくる最高の状態。この状態を作るには、目覚ましを起床時間前にならし、スヌーズで定期的に目覚めさせながらうとうとする状態を作ればよい。

・眠っている間も無意識が働いている。必死に考え続けると寝ている間も無意識が考え続け、起きたときに解決していることがある。