戦前の大金持ち

現在のアメリカのIT長者のような大金持ちが戦前の日本にもいて、自由な活動をしていたという話。
戦前の日本は拡大期で、大金持ちが生まれやすく、貧富の差も大きくなりがちで、慈善活動も今より必要性が高かったのではないかと思った。今のアメリカも貧富の差が激しく、慈善活動が活発だ。
美術館運営は社会貢献というより趣味の延長、物欲の”成れの果て”のような気もするが、足立全康の足立美術館は行ってみたくなりました。

・”相場の神様”山崎種二、自分の予想通りに相場が動かないことも多々あった。その時は、不安感に襲われる。血の小便がでる。

・真珠王、御木本幸吉は、自分の特になることは何でもやった。
 広告よりも第三者による客観的な記事こそが、消費者を引き付ける、といことをよく理解していた。

・足立全康の自伝はビジネスの基本の部分が学べる。「庭園日本一 足立美術館をつくった男」日本経済新聞社2007年